糖度主義

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スーパーで売られているたくさんの果物に、「糖度表示」を良く見かけるようになり、最近は、トウモロコシやトマトまで、様々な作物の“美味しさ”の指標として、使われるようになってきました。

「糖度が高い=甘い=美味しい」という図式は、いつから出来てしまったのでしょうか?

私達は、知らないうちに「糖度至上主義」に陥って、果物のおいしい食べ方や、その果物特有の美味しさを知らない…

いつの間にか生産者さんのテレビ中継などでも、「糖度を高めるために『品種改良』したこと」や「糖度を高めるための『特別な貯蔵法』」が話題となっています。

その野菜や果物の栄養価(ビタミン、ミネラルなど)は、その時どうなっているのかを知りたいと思うのは、私だけでしょうか?

“食べることは生きること”という原点に立った時、「甘さ」だけでなく、「作物の美味しさ」と「栄養価」を合わせて、生産者側から供給して下さることを切に願います。

そば??

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たま〜に麺類を食べたくなると、もちろんそばを選びますが、裏の表示を見ると、製品名は「そば」と表示されていても、「そばのようなもの(笑)」がほとんどです(≧∇≦)

食品表示は、含有率の多いものから表示するのがルールなので、「小麦粉、そば粉、食塩」となっていたら、「そば粉入りうどん」とも言えます。

日本は、小麦自給率15%の時代、何も表示がなければ、外国産小麦で、何も表示がなければ、遺伝子組み換え小麦と考えて間違いありません。

そば粉自給率は20%ですから、これもしかりです。

そばを食べる時くらい、「そばのようなもの」ではなく「そば」を選びませんか?という、ささやかな提案でした;^_^A