「消化のスピード」は血糖値の上昇のしかたや腹持ちに大きく影響しているので、病気になりにくいカラダ作りのためには「消化が悪い食べ物」をしっかり噛んで食べることが必要不可欠です。
「消化が悪い」ということは、胃の中に留まる時間が長く、消化に時間がかかるため、血糖値をゆるやかに上昇させます。結果、空腹感を感じにくくなります。
「消化が良い」ということは、血糖値が急激に上昇し、インシュリンというホルモンが分泌されて血糖値が下がります。
血液中のブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギーとして利用することで血糖値が下がるのですが、余分なブドウ糖は体脂肪として蓄積されてしまいます。
つまり、インシュリンが分泌されるということは、体脂肪を蓄積する原因になるということです。
インシュリンの分泌を抑えて、体脂肪の蓄積を防ぐという点でも、「消化が悪い食べ物」は、私たちの強い味方です!