「家庭菜園日記」カテゴリーアーカイブ

季節の野菜

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我が家の家庭菜園で育ったほうれん草、春菊、高菜…まだ小さめですが、今日の収穫です。

年に2〜3度種まきする野菜は、旬が何度かあるようですが、家庭菜園では当然のごとくベストな時期に種蒔きするので、今採れたものは旬と呼んでいいのかな?

採れたてを…と言いたいところですが、放射能の問題があるので、一日置いてから調理します。

それでも、お店で買うよりずーっと新鮮で美味しいので、家庭菜園の偉大さを痛感しています。

うちは父が楽しみながらやってくれていますが、土に触れるゆとりの時間くらい持って、季節を感じながら生きていきたいと思いました。

食用菊

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こんなに華やかな黄色の花を最初に食べた人って、スゴイ!しかも、そのままだと苦い!!

菊は酢を入れて茹でることで、苦味が抑えられ、香りや色も引き立ちますね。

その歴史は、古来より延命長寿の花として知られ、観賞用の花としてはもちろん食用、薬用など利用範囲の広い植物です。

最近では、解毒作用があることなども分かってきたそうで、きのこ料理との相性に納得♪

香りや風味も良く、様々な料理の付け合わせやワンポイントで、季節感を盛り上げてくれます。

我が家では、秋の味覚の一品料理としての菊のおひたしを、この時期は毎日欠かせませんღ

うちの野沢菜

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野沢菜は、長野県野沢温泉村で栽培されていた野菜で、地名から野沢菜と名付けられたそうな(日本昔ばなし風に)。

私達の食卓には野沢菜漬けとして登場し、いわゆる漬物用に栽培される漬け菜として有名です。

野沢菜に含まれるβカロテンやビタミンCは、漬物にした場合でも残っているので、とても栄養価の高い食材と言えます。

他にも、カリウムが多く含まれているので、不要な塩分や老廃物の排出を促してくれます。

また、最近、野沢菜漬けとお茶を一緒に摂取すると強い抗酸化作用がある事がわかってきました。

日本人が昔から好んで食べて来た食べ方の知恵が、また実証されたのです。

生の野沢菜に出会ったのは、我が家の家庭菜園で作られるようになってから。

その風味と食感は、他の野菜には無い独特のもので、無水調理で調理したおひたしのシンプルな美味しさが大好きです。

紫蘇の実を収穫しました♪

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紫蘇の実の先っぽに、花が1〜2残った時が、収穫するベストタイム(^。^)v

その期間は、一年の間でほんの2〜3日しかありません。

その前だと、実が柔らかすぎて採れないし、そこを過ぎると実が硬くなって食べられなくなります。

紫蘇の葉(大葉)は、年中スーパーにありますが、ほとんどが農薬漬け…薄い葉物は、虫が付きやすいから、商品としてはしょうがない…というのが、大抵の人の意見。

野菜作りにも詳しい栄養学者は、逆に「買ってはいけないものの代表選手」と言います。

そこで、我が家では、家庭菜園で紫蘇の葉が採れる時期は、せっせと葉を食べ、秋に収穫した紫蘇の実で、残りのシーズンを過ごすのです。

ササッと水洗いしてから、しっかり乾かして、保存用袋に入れてそのまま冷凍します。

そうすれば、冷凍庫から取り出して、そのまま使えます。

炒め物や煮物には、元々良く使っていましたが、最近は蕎麦の薬味やサラダにも、冷凍庫から出して、そのままパラパラ使います。

その食感と香…なかなか買えないものだけに、なおさら幸せを感じますღღ

うちのナツメ

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ナツメは「一日食三棗、終生不顕老」(毎日3個のナツメを食べれば、年をとっても老いが現れない)、また「神仙の食」と言われ、中国では3,000年以上も昔から、滋養品として珍重されてきました。

漢方医学では、ナツメは血液に栄養を与え、「気」に良い効果があり、脾臓と胃を元気にする作用があると考えられています。

また、栄養不良、貧血、めまい、不眠症、白血球や血小板の減少、慢性肝臓病、喘息、アレルギーなどの治療にも効果的とされています。

優れた栄養分と薬用効果があることから、漢方医でナツメを使わない人はいないといっていいほど、頻繁に使用されているとか。

うちのナツメが、今年もしっかり実をつけました。これから茶色く色付き、収穫するのが楽しみです♬

うちのニラ

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♬ニラ〜の花が咲いたよ〜
白い白い花〜が咲いたよ〜

というわけで、可憐なニラの花が、我が家の庭で満開です\(^o^)/

ニラは、葉っぱだけでなく、花もおひたしにしたり、天ぷらにしたりと、いろいろな食べ方があります。

ニラの独特な香りは、アリシンという物質で、ビタミンB1の吸収を助けたり、免疫力を上げたり、血行を促進したり…と、生活習慣病の予防にも欠かせません。

他にも、βカロチン、ビタミンC、ビタミンEなど様々な栄養素を持つ野菜です。

ちっちゃくても、しっかりとブレない自分を持っているニラ、ますますファンになりました(#^.^#)

うちのブルーベリー

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ブルーベリーの栄養価は、アントシアニンとビタミンEの抗酸化作用が有名です。

食べ方は?というと、ジャムにしたり、ヨーグルトに入れたりが良く目にする光景です。

せっかくの栄養価を加熱で少なくしたり、砂糖でマイナスにしたり、乳製品と混ぜるのは勿体無い!

そのまま食べたり、サラダに混ぜたり、生で食べられるものは、出来るだけ生で食べることが、最も栄養の損失も少ない食べ方ですね。

数年前に植えた我が家のブルーベリーの樹に実がついて、ブルーベリーの若い実を初めて見ました!

薄い赤というのが、ちょっと意外でした。

樹で完熟させて収穫したいのですが、その直前に鳥に食べられるか?丁度よく収穫出来るか?野鳥とのかけ引きも楽しんでいます♬

ピカピカ☆パプリカ

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畑を始めた友達からいただいたカラフルなパプリカ…形がミニカボチャみたいでカワイイでしょღ大好きなピクルス作ります♬

ところで、パプリカに含まれる主な栄養素は、ビタミンACE!

特にビタミンCは、レモン以上に多く含まれており、しかも本来ならば熱に弱いビタミンCですが、加熱しても壊れにくいという特徴を兼ね備えています。

また、その含有量をピーマンと比較してみると、ビタミンAとCはピーマンの約2倍、ビタミンEは約5倍と、圧倒的にパプリカの方が優れています。

更に面白いことに、パプリカは色によって栄養面の違いがあります。

赤いパプリカの色は、トウガラシにも含まれる「カプサイシン」に因るものですが、辛くはないのに、発汗作用や抗酸化作用はしっかりあります。

また、黄色いパプリカは、赤いパプリカよりも、更に多くのビタミンCやルテインが含まれ、美白効果や美肌効果が期待されます。

ますますパプリカのファンになりました(#^.^#)

「オクラ」の歴史

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畑のオクラを観るまでは、花とつぼみと実が、こんな風に成っているなんて想像していませんでした!

ネバネバ野菜の代表「オクラ」は、紀元前からエジプトで栽培されている、歴史ある野菜の一つです。

アメリカを経由して日本にも伝えられますが、一般に食用として広まったの1970年代のことで、それまでは観賞用だったというのもうなずけますね。

「オクラ」は英語だってこともちょっぴりビックリ〜(≧∇≦)

オクラ特有のぬめりは、ガラクタン、アラバン、ペクチンといった水溶性食物繊維です。

また、緑黄色野菜ならではのβカロテンが、レタスの3倍以上含まれています。

そのほかにも、カリウムやカルシウムといった 栄養を豊富に含んでいます。

今が旬のオクラを毎日1本ずついただいて、お腹に優しい食生活を始めてみませんか?

うちのミニトマト

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今年は、苗植えの技を教えていただいたせいか、しっかりとしたミニトマトが、たくさん採れています。

トマトとミニトマト、というとトマトが先でミニトマトはそれを品種改良したもの、というイメージを受けがちですが、実はミニトマトが先!

しかも、実はトマトよりもミニトマトの方が更に栄養価が高い\(^o^)/

例えばリコピンやマグネシウム含有量はトマトの約1.4倍、ビタミンB2はトマトの2.5倍と、その小さな外見に反して美肌に効果的な成分をたっぷりと含んでいるのがミニトマトなのです。

ミニトマトがたくさん採れたら、私はピクルスにします。出来るだけ加熱しない状態で、また、砂糖も使わずに、ミニトマトの栄養を丸ごといただきたいですね(o^^o)