ハタハタ、名前の由来


はたはた2

鰰(はたはた)の名前は魚へんに神と書いて「鰰」(はたはた・ハタハタ)と読みます。

これは雷神の古名とされ「霹靂神(はたたかみ)」に由来していると言われています。

その昔、冬の厳しい日本海沿岸の貧しい漁村の人々にとって、冬の季節の訪れに轟く雷(神鳴り)と共に突然海岸にうちよせる獲りきれないほどのハタハタの大群は、雷神様がつかわした魚と信じられ、ありがたい魚として鰰(はたはた)と呼ばれるようになったと言われています。

その地域の生活様式や歴史が刻まれた名前なんですね。