子供の頃、甘くて柔らかくてつるんと食べられる洋梨が大好きでしたが、栄養学を学んだら、ちょっと見方が変わりました。
噛むことの大切さや熟した果糖の怖さを知ったこともあり、サクサクした食感で程よい酸味のある時期の洋梨が好きになりました。
洋梨は、糖質が多くて水分が少ないので、和梨より、エネルギーがやや高めです。
カリウム、カルシウム、銅、食物繊維、アスパラギン酸などが多く含まれていることで、残暑の発汗時や夏バテなどの疲労回復にも役立ちます。
また、食後のデザートととして食べることで、タンパク質を分解する消化酵素プロテアーゼが、消化を助けます。
セミナーで良く「季節を食べる」というお話をしますが、洋梨は、この時期のおやつとして、デザートとしてぴったりの果物ですね。