「食育豆まめ辞典」カテゴリーアーカイブ

化学物質を食べない

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食品添加物(=化学物質)の摂取を避けるには、調味料を吟味することは必要不可欠ですし、キチンと選ぶだけで、添加物は激減します。

また、農薬(=化学物質)の摂取を少なくするためには、無農薬野菜を購入することはもちろんですが、それよりも遥かに効果的なのが、肉の摂取を少なくすることです。

動物の餌の質が低下しているためであり、また、動物が食物連鎖の頂点にいることで、排泄されない化学物質が蓄積されやすいためでもあります。

何で出来ているか?どうやって作られているか?に意識を向ける必要がありますね。

赤ちゃんのお部屋

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赤ちゃんのお部屋、キレイにしてますか?

埃だらけでごちゃごちゃしたところに赤ちゃんがいることは無いと思いますが、出産前はいかがでしょう?

胎児は十月十日、お母さんのお腹の中で生活します。

要するに、最初のお部屋環境は、お腹の中の羊水です。

昔、産婆さんが赤ちゃんを取り上げることが一般的だった頃、羊水は美しく栄養満点だったので、それに触れると手がスベスベになると言われていました。

今は、手がスベスベどころか、ほとんどのお母さんの羊水は化学物質で汚染されていて悪臭がするそうです。

お母さんが食べたもの、特に飲んだ水が大きな影響を与えます。

化学物質が取り除かれ、ミネラルがしっかり入っているキレイな水を飲んで、赤ちゃんのお部屋、キレイにしてあげて下さいね♡

捨てない切り方

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小松菜やほうれん草など、根っこのところを切り落として捨てるのは、もう古い!

野菜は丸ごと食べる時代です。

根っこのところに縦に包丁を入れ、全部茎と同じ太さになるように切り離しましょう。

そして、間にある土をしっかり洗い流したら、あとは食べやすい大きさに刻むだけ。

捨てるところは、全くありません!!

茹でる時も、3㎝くらいに切ってから無水調理すると、茹で時間が短く、栄養の損失が最小限で済みますね。

野菜の栄養を丸ごといただくためには、切り方も茹で方も大事です(o^^o)

白米=小麦粉=白砂糖

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最近の栄養学セミナーでは、精白したものは「=白砂糖」と考えるように話す方がほとんどです。

甘いかどうかだけではなく、「精白されることによって、ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルスが取り除かれ、カロリーのみになったもの」と考えた方がいいようです。

「粉もの」は精白されている場合が多いので、出来るだけ摂らない方がいいのは、言うまでもありません。

明日は、私が身近で見た「粉もの」の摂取が多い方々の弊害をまとめてみます。

男鹿ぶりこ

男鹿ぶりこ

♪秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ぶりこ、あ〜それそれ♪(『秋田音頭』より)

「ぶりこ」はハタハタの卵のことですが、八森がハタハタで、男鹿はハタハタの卵が名物?
 
実は…「男鹿ぶりこ」とは、わかめ等の海草に産みつけられたハタハタの卵が、わかめから取れたり、荒波にちぎれたりで、男鹿の海岸に流れ着くのです。

かつて最盛期の頃、男鹿の浜では公害と呼ばれたほど多くの「ぶりこ」が流れ着いたとか。

昔は「男鹿ぶりこ」を海岸で拾い集めて食したそうですが、今は、ハタハタの漁獲量が激減したため、流れ着いたぶりこを 集め沖に返しています(拾って食べると罰金です!)。

ぶりこが男鹿の浜に流れ着くのは、10月〜11月…ぶりこの浜、観てみたいですね(o^^o)

 

ハタハタ、名前の由来

はたはた2

鰰(はたはた)の名前は魚へんに神と書いて「鰰」(はたはた・ハタハタ)と読みます。

これは雷神の古名とされ「霹靂神(はたたかみ)」に由来していると言われています。

その昔、冬の厳しい日本海沿岸の貧しい漁村の人々にとって、冬の季節の訪れに轟く雷(神鳴り)と共に突然海岸にうちよせる獲りきれないほどのハタハタの大群は、雷神様がつかわした魚と信じられ、ありがたい魚として鰰(はたはた)と呼ばれるようになったと言われています。

その地域の生活様式や歴史が刻まれた名前なんですね。

根ぜり

根ぜり

長い根っこまで全部食べる、秋田の『根ぜり』。

寒くなればなるほど、白い根は長く美味しくなります。

生産量のほぼ9割が秋田で流通し、消費されると言いますから、秋田県人は、どれだけ『根ぜり』が好きなんでしょ?(^_^;)

独特の香りと食感、風味が、きりたんぽには欠かせない食材ですし、なめこのお味噌汁や、様々な鍋物に欠かせません!

栄養価の高い部位でもあり、「一物全体食(野菜の栄養を丸ごといただくこと)」」という観点からも、とっても理に叶った美味しい野菜、秋田県民のソールフードの一つと言える野菜なのです。

冬の麹Cookingでも大活躍です(o^^o)

皮ごと食べる☆梨

梨1

梨の成分は、90%近くが水分ですが、カリウムや食物繊維、アスパラギン酸を含んでおり、古くから東洋医学では便秘対策や解熱、疲労回復に良いとされています。

その価値ある梨の栄養成分は、皮の部分にぎゅっと詰まっているので、是非皮ごと食べて、栄養成分を逃さないように摂取しましょう。

りんごと同様、4等分ではなく、8〜12等分にすることで食べやすくなり、皮ごと美味しくいただけます。

もう、皮無しの梨はナシよ(^_−)−☆

皮ごと食べる☆りんご

りんご1

りんごも梨も皮をむいて食べるものだと、信じていました…丸かじりはカッコイイけど食べにくいし…と。

例えばりんごの皮には、3種類のポリフェノールと食物繊維の一種であるペクチンが多く含まれています。

①エピカテキン〜抗酸化作用が高く、免疫力を高める

②プロシアニジン〜アレルギーの改善、美白効果

③アントシアニン〜高血圧の予防、視力の改善

食べやすくする工夫として、先ずは4等分してから芯を取り、さらに2〜4等分して皮ごと食べます。

皮は全く気にならず、むしろ、りんごの美味しさがしっかり味わえま~す(^ ^♪

『快腸』ですか?

快腸ですか?

便秘は東洋医学では病気の第一段階です。

毎日お通じがあっても、それだけでは便秘でないとは言い切れません。

宿便が腸の壁に張り付いたまま、食べ物のカスだけが通り過ぎている場合が結構あります。

水分不足、食物繊維不足、ビタミン不足、ミネラル不足、酵素不足、乳酸菌不足…便秘の原因は様々です。

腸内環境のバランスを整え、『快腸』な日々を過ごしたいですね。