遂に、FDA(米・食品医薬品局)は、食品加工業者に対して、トランス脂肪酸を含む食品添加物の3年以内の全廃を通達しました。
マーガリンなどに使用されるトランス脂肪酸は、肥満や動脈疾患などとの強い関連性が指摘され、トランス脂肪酸を含む食品添加物を安全ではないと判断したことによります。
米国では、心臓疾患が死亡の最大の原因となっており、油分の多い食生活が一因と考えられています。
2006年から、食品中のトランス脂肪酸の含有量の表示を義務化し、今回の全廃へとつながりました。
世界各国で、含有量の表示義務化や、使用量の制限をしている時に、日本は「日本人は欧米ほどそういう食事をしていないから、摂取量が少ないから心配要らない」です(>_<) 消費者が学んで賢くなって選んで、影響を与えて行く必要がありますね。