「食育豆まめ辞典」カテゴリーアーカイブ

★カラダはタンパク質で出来ている★

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タンパク質(独語、英語「Protein」)という名前は、ギリシャ語で『第一の(最も重要な)』を意味する「proteios」から採られています。

タンパク質は人のカラダをつくっている約60兆個の細胞の主成分で、筋肉をはじめ、皮膚や髪の毛、骨の一部もタンパク質でできています。

人のからだの60%は水分ですが、水分を除く固形分のうち、60%以上をタンパク質が占めていることになります。

つまり、「良質のタンパク質を必要量摂ること」が、健康なカラダ作りには必要不可欠で、その必要量が満たされれば、体質改善も可能であるということなのです。

★カラダの60%は水★

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「カラダの60%は水」なんて、周知の事実。

喉が乾いたり、肌がカサカサしたり、シワが増えたり、便秘になったり、足がつったり…いろいろな形で、カラダは「水不足」や「水の質の悪さ」を訴えます。

もちろん、「水分」ではなく「水」。

毎日摂る水の量と質、あなたのカラダの条件、満していますか?

カラダの辞典☆8大栄養素

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私が子供の頃は「3大栄養素」と習いましたが、栄養学は進化し、今では「8大栄養素」と言われるようになりました。

1.炭水化物
2.脂質
3.タンパク質
4.ミネラル
5.ビタミン
6.水
7.食物繊維
8.ファイトケミカルス

3大栄養素〜人のカラダを作り上げる上で大切な栄養素。

5大栄養素〜3大栄養素に、エネルギー源の代謝を促進させたり、補助する役割のある「ビタミン」と「ミネラル」を加えた呼び方。

7大栄養素〜更に、人間に必要不可欠なもののひとつ「水」と余分な老廃物を体外へ排出させる作用が分かっている「食物繊維」が加わった呼び方。

8大栄養素〜第8の栄養素と呼ばれる「ファイトケミカルス」を加えた呼び方。野菜や果物に含まれる物質で、その数は1万種類とも2万種類とも言われています。

ファイトケミカルスの抗酸化作用(活性酸素除去作用)の研究が、現在の栄養学の中心となっています。

★脳トレダイエット★

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なぜ”脳トレ”なのかと言うと、ダイエットは、食習慣の再構築を主として、生活全般を変え、病気になりにくいカラダ作りのメカニズムを生活の中に取り入れながら、意図的に思考回路をチェンジして行くことが重要だからです。

脳トレのコツは、第三者のアドバイスのもと、実際に実行可能な計画を立てることです。

脳は成功の快感を味わうと、さらにやる気を出します。結果の出やすい、小さくても成果を感じられる食習慣作りをすることで、脳のヤル気は持続します。

★一物全体食☆ほうれん草の巻★

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ほうれん草の根っこの部分は、切り落とす方が多いようですが、私は、縦に切り目を入れてから良く洗って砂を落とし、そのまま一緒に調理します。

その根っこに近い部分ほど、味や栄養がたっぷりあって、とても甘くてほうれん草の美味しさが詰まっているからです。

アク抜きと言っても、基準はあくまでも食べた時の苦味やエグ味です。最近のほうれん草は、品種改良(⁈)されていて、食べやすくなっているので、無水調理した後、さっと水をかける程度で十分です。

アク抜きを意識し過ぎるあまり、栄養や旨味を捨ててしまわないように、ほうれん草らしさを楽しみたいものです。

★腹八分目ではなく、腹七分目★

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「バランスのいい少食に勝る薬も治療もありません」と言い切る先生もいるくらい。

食べ終わった時に、今と同じ量をもう一度たべらるくらいが腹七分目です。

人類300万年の歴史の中で、満腹を経験するようになったのはほんの100年前から。人間は本来、ライトな飢餓と隣り合わせの状態がベストなため、パフォーマンスを高く維持するには、もちろん満腹ではなく、腹八分目でもなく、腹七分目なのです。

8020運動

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良く耳にする「8020運動」…うちの父は80歳の時に27本あり、町で一番で表彰されました〜\(^o^)/

「8020運動」とは、1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動のこと。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。

楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。みんなで「8020」を目指しましょう!

★手作りおやつ☆小魚ナッツ★

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無添加の小魚とくるみとアーモンドが、わずか10分でおやつにも、おつまみにも早変わり\(^o^)/

市販のものは、糖分もさることながら、ツヤだしに使われる油や味付けの化学調味料にも要注意!

これなら、わずかなバランスオイルとてんさい糖と天然塩で、美味しく仕上がります。料理経験の少ない男性にも子供にも作れる、人気のメニューです☆☆☆しっかり噛んで食べられることも魅力の一つですね。

あ、欠点が一つ…美味し過ぎてやめられない、止まらない(≧∇≦)

★手作りおやつ☆マーマレード★

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FB友達が送って下さった夏みかんと有機砂糖で、マーマレードを作りました〜♪♪

スイーツは心の栄養として、たまには必要だから、質の良い食材で手作りしたいですね☆

最近の栄養学セミナーでは、きび砂糖やてんさい糖、黒砂糖、国産アカシヤの蜂蜜…いずれにしろ、甘い物はとにかく摂らないように言われます。

それは、あまりにも糖分の摂り過ぎに起因したアレルギーや鬱が多いからです。

でも、甘い物でホッとするのも事実。常食するのではなく、月に一回くらい、上質のスイーツを手作りしませんか?

腸のお話☆大腸の役割

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大腸全体の長さは約1.5m、太さは約6cm、上から順に、盲腸、結腸、直腸を経ながら、水分をできるだけ吸収し、内容物を固形化するわけですが、その他に、小腸で吸収できなかった未消化物の処理、つまり排泄をつかさどります。

小腸で吸収されなかった栄養分や、大腸内の細菌の働きで作られた物質の吸収を行い、また回腸から送られた液状内容物なども、大腸の前半部で、水や塩分などの電解質を吸収します。

これらの働きがゆっくりであればあるほど、停滞している時間が長ければ長いほど、水分は吸収されすぎ、便がかたくなって便秘となってしまうのです。

つまり、消化された食べ物から効果的に栄養を吸収するためには、まず第一に栄養吸収を担う微絨毛が受け取れるだけの分子レベルの大きさに、栄養成分を分解することが必要不可欠なのです。

その“分解”という作業に大きく関与しているのが善玉菌であり、善玉菌が優勢に保たれた腸内環境なのです。