「食育豆まめ辞典」カテゴリーアーカイブ

種なしぶどう

種無しブドウ2

種なし柿に対して、種なしぶどうは…食べやすいと子供達にも人気ですが…その多くは最初から種がないのではなく、栽培の過程で「ジベレリン」などの植物ホルモンを使用することで種なしにしているのです。

よく店頭で見かける「デラウェア」や「種なし巨峰」「種なしピオーネ」などがこのタイプです。

天然素材であっても、その物資から成分を抽出する時に化学が使われていたり、多量の農薬を使わなければ作れないものを、食べやすさだけで「品種改良」とは考えにくいですね。

不自然に作り上げたものではなく、出来るだけ自然のものを、丸ごといただきたいですね(^_−)−☆

種なし柿

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温州みかんや柿の一部には種が入っていないものがあります。

果実は基本的に受粉すると種ができ、種があるおかげで果実が大きくなります。

しかし果物の中にはちゃんと「受精」ができず、種ができないまま果実が成長するものがあります。

これを「単為結果(たんいけっか)」といいます。

温州みかんや柿の一部、いちじくがこのタイプで、単為結果でできた果実は、受粉していないので「種なし果実」になるのです。

だから、種なし柿は自然の産物…安心して食べていいんです。これに対して「種無しブドウ」は…続く…

土地柄と季節に合った食べ物を食べよう2

日本地図2

環境から適切に食べ物を取り入れるには…タイトルそのまま「土地柄と季節に合った食べ物を食べる」です。

植物がその環境に適応して進化し生き残って来たように、その環境に合った食べ物を食べ、その時採れた物を摂ることによって、より環境に適応して行きます。

極端な話、手っ取り早く病気になるには、遠い異国の物を食べ続ければいいということになります。

夏野菜もそろそろ終わりに差し掛かりました。

今のうちに存分に夏野菜を味わって、季節感を楽しむ食事をしたいものです。

冷たいものはカラダを冷やす

野菜2

「冷たいものはカラダを冷やす」…極々当たり前のことのようですが、実はみなさん、忘れています。

時々「生野菜はカラダを冷やすのでは?」と聞かれます。大体は、あまり生野菜を好まない人達から。誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。

生野菜がカラダを冷やすのでは無く、「冷たいものがカラダを冷やす」のです。

冷たい水、ジュース、ビール、冷たい果物、冷たい野菜…冷たいものは、出来るだけ控えましょう。

そして、生野菜は、常温で食べましょう!カラダを冷やすどころか、生野菜でしか得られない、酵素やビタミン、ミネラル、食物繊維…様々な栄養素が得られます。

冷蔵庫から出したてではなく、早めに出して常温に戻す一手間で、生野菜の恩恵を最大限得られるのです\(^o^)/

土地柄と季節に合った食べ物を食べよう

日本地図2

 身土不二とは、簡単に言うと「身体(身)と環境(土)はバラバラではありませんよ(不二)」という意味です。

身体は、食べ物を含め、さまざまなものを環境から取り入れています。空気、光、音、熱、湿気などなど…。  

どこまでが環境で、どこからが自分なのか…?環境と身体はそれ程密接な関係にあります。

ですから、適切な取り入れ方をしなければ、身体は環境に適応することができません。

今生活している環境から、適切に食べ物を取り入れることを、常に意識して行きたいですね。

もっと生野菜☆

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生野菜はビタミン、ミネラルがいっぱい♪

生野菜は酵素がいっぱい♪

生野菜はファイトケミカルス(微量栄養素)がいっぱい♪

生野菜は食物繊維がいっぱい♪

生野菜美味しい\(^o^)/

そして…生野菜に食べ過ぎは無〜い!(^ ^)!

脱牛乳生活

豆乳

特に牛乳が好きな訳でもないけれど、なんとな〜く牛乳が食生活にフツーに入り込んでる方、今日から脱牛乳生活始めませんか?

本来牛乳は人間の飲み物ではなく、子牛の飲み物ですから、子牛に返してあげましょう。

普段のお料理には「豆乳」が適しています。

グラタン、クリームシチュー、ヨーグルト、お菓子作りの材料として、カフェ・ラテではなくソイ・ラテに…

ただし、豆乳は無農薬、無調整のもの(極力、化学物質の入っていないもの)を選びましょう。

もし、牛乳そのものではなくても、牛乳を使った加工食品を常食しているとしたら…牛乳の害についてもう少し学ぶ必要があります。

是非、自己診断してみて下さいね

牛乳9「視力低下・白内障」

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最近は動物性のタンパク質、脂肪はあまり摂取しないように言われているにも拘わらず、毎日牛乳を摂ると、小児成人病(糖尿病など)が増えるのは当たり前です。

アメリカの多くの小児科では、すでに低脂肪のスキムミルクですら1日コップ一杯以上飲むなと教えます。

また、アメリカ全土で牛乳離れもかなり進んでいます。

特に、子供たちの視力低下やお年寄りの白内障は、砂糖の摂り過ぎとヨーグルトの中のガラクトースという成分が水晶体に集まり、白濁させる病気であるというデーターも出てきました。

カロリー計算や現代栄養学には、なぜお乳というものが存在するのか、また野菜などの旬の事など自然の摂理(循環の法則・身土不二など)という一番大切な人間の智や意では動かすことのできない法則が抜けているのです

牛乳8「カルシウムパラドックス」

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人間の血中カルシウム濃度は一定していますが、牛乳を飲むと血中カルシウム濃度は急激に上昇します。

そのため、体は血中のカルシウム濃度をなんとか通常の状態に戻そうというコントロールが働き、血中の余剰カルシウムを腎臓から尿に排泄してしまうのです。

つまり、カルシウムをとるために飲んだ牛乳は、かえって体内のカルシウム量を減らしてしまうという皮肉な結果を招くのです。

世界四大酪農国で、股関節骨折や骨粗鬆症が多い所以です。

これに対し、日本人が昔からカルシウム源としてきた小魚や海藻類に含まれるカルシウムは、血中カルシウム濃度を高めるほど急激に吸収されることはありません。

ですから、牛乳を飲む習慣のなかった時代の日本には、骨粗鬆症はなかったのです\(^o^)/

牛乳7「腸内細菌のバランスを阻害」

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過酸化脂質を多く含む牛乳は、腸内環境を悪化させ悪玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを崩します。

その結果、腸内には活性酸素、硫化酸素、アンモニアなどの毒素が発生します。

いろいろな健康被害をもたらす可能性をもっている牛乳ですが、最大の誤解は、牛乳が骨粗鬆症の予防に役立つといわれていることです。これは大きな間違いです。

牛乳の飲み過ぎこそ骨粗鬆症を招くのです。その原理は。。。続きはまた明日。