「食育豆まめ辞典」カテゴリーアーカイブ

腸のお話☆腸の働きの巻

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腸とは胃に続く消化管の一部で、末端は肛門で終わります。

最も重要な役目である食物の消化、栄養素の吸収を行うために消化器系の中で最も長く、小腸と大腸に分けられ、それぞれの構造、役割は異なります。

私達の体は、食べ物の消化・吸収によってつくられています。体を動かすエネルギーも、消化吸収を行う腸の働きから生まれます。

腸の働きが故障すれば、健康は維持できません。特に栄養素を吸収する小腸は健康の基礎となる大事な働きをしているのです。

腸のお話☆善玉菌を増やす食事の巻

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善玉菌を増やす食事とは?

①穀物は玄米
②生野菜を毎食
③海草、胡麻を毎食
④発酵食品を毎食(味噌汁、納豆、甘酒、漬物など)
⑤出来るだけ丸ごといただく
(酵素、ミネラル、ビタミン等微量栄養素の摂取)
⑥過剰な肉食を避ける(腸内で腐敗して便秘する)
⑦化学調味料や保存料などの食品添加物を避ける
⑧腹八分の快食・快便を心がける

あなたは、いくつ実行できていますか?

腸のお話☆善玉菌・悪玉菌・日和見菌

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代表的な腸内細菌は作用によって善玉菌・悪玉菌・日和見菌(ひよりみきん)の3種類に分類されます。

善玉菌は消化吸収の補助や免疫刺激など、健康維持や老化防止などへ影響がある菌で、代表的なものにビフィズス菌や乳酸菌があり、健康維持や老化防止の作用があります。

反対に悪玉菌はからだに悪い影響を及ぼすとされ、代表的なものにウェルシュ菌・ブドウ球菌・大腸菌(有毒株)があり、病気の引き金となったり老化を促進するなど健康を阻害します。

また日和見菌は健康なときはおとなしくしていますが、体が弱って悪玉菌が優勢になると悪玉菌に加勢する作用のある菌で、代表的なものにバクテロイデス・大腸菌(無毒株)・連鎖球菌があります。

これらの菌は体調や年齢によってバランスが変わります。腸内環境をよくするためには、善玉菌が優位の腸をつくる必要があるのです。

では、腸内細菌のバランスを整えるには、どうしたら良いでしょうか?続きはまた来週〜♪♪

腸のお話☆腸内細菌の巻

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健康な人の腸内には400種を越える、総数で約100兆個もの腸内細菌がバランスよく住みついています。

人間の体を構成している細胞数は60兆個と言われていますので、いかに多くの細菌が繁殖しているかが分かります。

特に小腸の終わりから大腸にかけての様子は、花畑にたとえて「腸内フローラ」と呼ばれています。腸内フローラとはまさに、腸内の花畑のように腸内細菌がびっしりと敷き詰められている状態です。

この細菌たちは病原菌などの有害な菌が簡単に体内に入らないよう守ってくれるから必要不可欠の存在なのです。これらの腸内細菌は大きく3種類に分類することができます。

あなたの腸にも存在する3種類の腸内細菌、あなたは知っていますか?

★一物全体食☆キンカンの巻★

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キンカンに、柑橘系フレーバー(もちろん無糖)をかけておいただけ(加熱していません!)のさっぱりスイーツ(๑❛ᴗ❛๑)♡

皮はもちろん、種まで食べられて、正に「一物全体食」。

せっかく丸ごと食べられるキンカンをたっぷりのお砂糖で煮る甘露煮には抵抗があったので、お砂糖無しなのにホッとする甘さと爽やかさに、幸せを感じます♡

。。。食べ方は生き方。。。

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一物全体食☆お米の巻

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同じお米で玄米と白米ではどちらが高いでしょう?もちろん白米です。「精米」という手間がかかっているからです。

では、栄養価はどちらが高いでしょう?もちろん玄米です。

玄米の栄養を100%としたら、外皮と胚芽を削った残りわずか5%が白米の栄養です。

でも、玄米と言ったら「固い、マズイ、面倒くさい」という方が多くいらっしゃいます。それは、炊き方、調理方法が間違っています。玄米は悪くない!(^ ^)!

毎月の食育セミナーでは「簡単、美味しい、ヘルシー」な玄米の炊き方、食べ方レッスン中♪♪ 誰でも出来る玄米の簡単で美味しい炊き方と、玄米に良く合う常備菜の作り方=麹Cookingを紹介しており、玄米ファンが急増中\(^o^)/

食育セミナーはこちらから↓
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★一物全体食☆ウドの巻★

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「一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)」とは「命あるものを丸ごと食べる」という考え方です。

例えばウドの場合、葉っぱは天ぷら、皮はきんぴら、茎は酢味噌和え、という具合で、捨てるところが全くありません(^。^)v

私が日頃作っている料理でも、表面のゴミを洗い流すくらいで、ほとんどの場合、水にさらしてアクを抜くことさえしません。

ビタミンやミネラルを流出させないためであり、アクの抗酸化作用も全て摂取したいからです。

。。。食べ方は生き方ですね(o^^o)

一物全体食☆大根の巻

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「一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)」とは「命あるものを丸ごと食べる」という考え方です。

例えば大根なら、根っこはふろふき大根、皮はきんぴら、葉っぱは味噌汁、という具合です(^。^)v

すべての動植物の生命体は、それぞれが陰陽のバランスが取れて存在しています。丸ごと食べてこそ、そのものが持っている栄養やエネルギーを最大限に生かすことが出来るのです。

。。。食べ方は生き方♡

寒麹VS塩麹

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「塩麹」がTVなどで取り上げられていて、急にブームになりましたね。ブームになると「○○のようなもの」が必ず出てくるので、要注意です(≧∇≦)

実は、秋田県では「塩麹」ならぬ『寒麹(かんこうじ)』が昔から一般的に使われています。

寒麹=麹+米+塩
塩麹=麹+塩

『寒麹』は、お米が麹菌の、文字通りご飯になるので、麹菌が生き続けていることと、天然塩がたくさん入っていることで、一年間“常温”で保存出来るところが最大の魅力です。

“天然保存料”の力に脱帽です\(^o^)/

味はまろやかで甘じょっぱくてコクがあり、漬物はもちろん、肉や魚を漬け込んだり、鍋物にも…「〇〇の素」が要らなくなり、まさに万能調味料です。

発酵食品は、腸の働きを助け、代謝も良くするので、「秋田美人の素」なのかも…(๑˘ᴗ˘๑)*

麹(こうじ)Cookingはこちらから↓
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旬の野菜を食べよう!

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一口に野菜と言っても、多種多様な物があります。

特に旬の野菜「季節毎」の野菜は、様々な利点があります。

①旬な野菜なので新鮮な物が多い。
②旬な野菜は高い栄養素を含んでいる。
③収穫時期であるため、数が多く、安価。

三つの利点、いかがですか?

野菜から季節を味わう豊かな食生活…四季のある日本だからこそ出来ることです(๑˘ᴗ˘๑)*