牛乳の栄養価は「子牛」が飲むことに限って言えることであり、「人間の子ども」はそうではありません。
本来ミルクは、小さな赤ちゃんが成長するのを助けることを目的として、成長促進物質が大量に含まれています。
この恩恵を受けて、子牛はたった1年で誕生時の40kgから100kgにまで成長し、人間の赤ちゃんも1年で目まぐるしく成長することができます。
そのくらいミルクには成長ホルモンをはじめとするホルモン物質がたっぷり含まれているのです。
専門家がミルクのことを「白い血液」や「ホルモンカクテル」と呼ぶゆえんです。
しかし、離乳期を過ぎてミルクを飲む動物はいませんし、そもそも、他の哺乳類のミルクを飲むのは人間だけです。
そこから受ける弊害がようやく話題になって来ました。